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トランプ大統領を読み解く(その2)

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アメリカの対中戦略

 

 

 

 

トランプ氏は「関税制度」を外交上の武器と
して考えています。

例えば、中国の外交政策が気に食わなければ、
中国に高い税率を課すことで政策転換をさせ
ることができます。
あるいは、アジアの国を侵略しようとしたら
中国からの輸入品に対する関税率を変えるこ
とで、銃弾もミサイルも第7艦隊も使うこと
なく影響をあたえることができるからです。

これは武器の一つです。

かつて、TPP(環太平洋戦略的経済連携協
定)は中国のAIIB(アジアインフラ投資銀
行)に対抗するために創設されたものです。

AIIBは中国が世界のリーダーになるための外
交政策だったからです。

つまり、AIIBは中国を中心とする経済網をつ
くり「金を貸し付ける」と称して、自国の
シーレーンを守ろうとするものです。

中国も石油を輸入するときマラッカ海峡を通
るのでここを抑えられると中国経済も危うく
なります。

そのために、アラビア半島から中国への航海
ルートを押さえておく必要があるのです。

なので、日本は中国への対抗策として、TPP
に参加するしかないと考えたのです。

しかし、トランプ氏はそれに待ったをかけま
した。

トランプ氏は、「この貿易構造を変えない限
り、中国にお金が溜まり、アメリカの財政赤
字や貿易赤字等が続いていく流れを止められ
ないので、国内をもう少し富まさなければい
けない」と考えているようです。

アメリカはまさに沈没しかかった船のような
状態なのでもういちど浮かせようとしている
のです。

トランプ氏は、二国間の著しい貿易不均衡が
あった場合、調整する方法として国の関税自
主権でもって調整すべきという考え方を示し
ました。

相手が一方的に儲けたお金がよいことに使わ
れるのならまだしも、中国の場合軍事的拡張
や核兵器開発の増大のために使っていくこと
を阻止したかったのではないでしょうか。

またトランプ氏は、中国が持っているドル債
権、アメリカから儲けた部分を減らそうとし
ています。

これは、軍事的な戦い以前の、兵糧の問題で
す。

兵糧戦で、大きな戦いができないようにして
いると感じます。

発想は経営者ですが、「軍人としての発想」
もしっかり持っていることが分かります。

「まずは兵糧攻めからする」というのは、戦
わずして勝つ方法の一つです。

もしオバマ氏の戦い方であれば、中国の覇権
拡大は止められず、ハワイまで取られる恐れ
があります。

中国はアメリカに覇権戦争を挑んできたのに
オバマ大統領の時代に、アメリカは後退した
のです。

しかし、今後は中国の思惑通りにはいかなく
なります。

トランプ氏は、大統領就任前に、台湾の蔡
英文(さい えいぶん)総統に電話を入れ、
キューバに対しては「民主化をせよ」と圧力
をかけたり、プーチン大統領と友好的に付き
合おうとしていることから導き出される考え
方は何でしょうか。

それは、「中国の覇権を止める」ということ
です。

これが肝です。

これを見逃してはいけません。

トランプ氏は、まずアメリカの経済を再建し、
次いで外交面の覇権を握ろうとしています。

それに加え、アメリカとロシアの関係を再構
築するはずです。

アメリカとロシアの関係はどうなるのか

 

 

 

 

アメリカが世界の警察官となるうえでロシア
の関係は非常に重要です。

アメリカ国民とりわけ共和党の人は、ロシア
を敵と思っています。

しかし、プーチン大統領はトランプ大統領に
対して信頼できるとほめており、トランプ大
統領もプーチン氏のことをオバマ氏よりリー
ダーシップの面で優れていると言っています。

このことから、2017年以降両国の関係は改善
していくはずです。

その結果、「ISの問題は終わりを迎える」と
予測されます。

ロシアはシリアに影響を及ぼし、アメリカは
再びイラクに影響力をふるうことになりISは
消滅することになると予測されます。

問題は、民間人の死傷者をいかに減らすか、
女性は子供をいかに救うかという点でアメリ
カとロシアは大きな意思決定を迫られます。

トランプ氏とプーチン氏の関係は、日中、中
ロ、中国と北朝鮮、の関係に変化をもたらす
ことになります。。

習近平氏は、トランプ氏のことをあまり理解
できていない可能性があります。

つまりトランプ氏はヒラリー氏と違って経済
や海外貿易を知りつつくしている分強いので
す。

今後トランプ氏は、アメリカ企業を中国から
呼び戻し、国内で生産するということを考え
ています。

トランプ氏は、一国の基幹部分には実体経済
が不可欠であることに気づいているからです。

そして、日本もそれに見習い中国から現地の
会社を引き上げるようになるはずです。

最後までお読みくださってありがとうござい
ました。

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