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仕事の研究その1

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ある書籍を読んでいるとトランプ氏とオバマ
氏の仕事ぶりについて書いてあるところがあ
りました。

トランプ氏は大統領の就任演説で小学生が分
かるレベルの言葉で、具体的にわかりやすく
訴えていたということです。

この解りやすく具体的に言うというのは、そ
の内容に責任が生じるということだと、この
本の著者は言っています。

具体的に発言するということは、できたのか、
できなかったのかがはっきりわかるからです。

一方オバマ氏の場合は、格調高く、抽象的で、
普遍的なように見えて、結局は何をしようと
しているのかがよく分からない。

また、言葉で仕事をしたように見せるという
のが特徴で、マスコミの印象を結果ととらえ
ている感じがあるとも言っています。

振り返って、歴代の日本の総理大臣はどうか
というと、マスコミの印象操作をしながら
「失敗した」ということで足を取られないよ
うにしている傾向性が強くあると言っていま
す。

つまり、ほとんどは官僚作文なので、抽象的
な用語を使い「何かやろうとしているらし
い」ということは分かる。

でも結局、それが何かはよく分からず、「そ
れが達成できたか、できなかったのか」につ
いての責任は発生しないように見事にできて
いましたと述べていました。

あなたはどう思われるでしょうか。

政治に限らず仕事においても結果に責任を持
つことは大事なことです。

社員の一人一人が社長の気持ちになって仕事
をしていけば、今以上に結果が出るように思
います。

目に見えない仕事と見える仕事

 

 

 

 

先ほどのトランプ大統領ではありませんが、
具体的にこの仕事ができた、片付いたと誰が
見てもわかるのはよいことだと思います。

しかし、仕事と称しているものの中に見えな
い仕事もあるようです。

「目に見えない仕事」とは何でしょうか。

政治の話に戻りますが、法律を作るときに議
会で何時間も審議したし議論したので十分尽
くされたので通してもよい。

こんな内容のニュースがたまに流れます。

人間は「場所」と「暇」があると、議論をた
くさんする傾向があると言われています。

でも結果的に何も進んでいなければ、それは
仕事ではないのではないでしょうか。

単なる暇つぶしのように思います。

たくさん議論をして結果は持ち越し、なんて
ことあなたの仕事場にはありませんか。

一度自分の仕事を第三者の目で見直してみる
のもいいかの知れません。

「いい仕事なのか悪い仕事だったのか」「ど
んな結果が出たのか出なかったのか」そんな
ことを別の視点で見てみることをお勧めしま
す。

ポイントは、「作り出す」「やめる」「変化
させる」です。

仕事をより良い方向にもっていくために、何
かを生み出さなければいけませんし、何かを
作り出し、変化させ時にはやめることも考え
なくてはいけません。

貿易問題にしても「自由貿易か、保護貿易か」
なんてよく報道されていますが、視点を変え
てみると、どちらがよいのか悪いかというよ
りも要は、そのことによって「国が発展や繁
栄するかしないか」ということです。

そういう視点で見ると今までの考え方も違って
きます。

目標がゴールになっていないか

 

 

 

 

ドラッカーがこんなことを言っています。

「本来、目標達成とは努力するための目印で
あるにもかかわらず、目標そのものが「制約
条件」になったり、「統制の旗印」になって
しまったりすることがある。」

つまり、目標というものは、あくまでも仕事
を前進させるためにあるべきなのに、目標を
立てたことにより、仕事に統制つまり達成し
たのでもうそれ以上する必要はない。

そのような思いが出てくることがあります。

それ以外のことはしなくてもよいとなった場
合、その目標管理の考え方は間違っていると
思います。

数字づくりという無駄

 

 

 

 

目標そのものについても多くは机上の空論み
たいなところがあって、社会主義の中央統制
経済のようで末端に行けばどうなるかわから
ないという人もいます。

末端にいる社員がその目標に対して「これは
無理だ」と判断したら、「数字づくり」に励
むようになってきます。

つまり、数字だけを合わせて本部に報告すれ
ばそれで済むからです。

それが嘘かどうか調査してみないとわかりま
せん。

考えてみればこれはすごく不要な仕事です。

正直にきちんとやっていれば不要な仕事です
し、ごまかすことも調べることも無駄な仕事
です。

最後までお読みくださってありがとうござい
ました。

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