普段いろいろな方を見ていると中には打たれ
強いタイプの方がおられます。
「出る杭は打たれる」という事が言われます
が、打たれても打たれても出てくる人がいま
す。
そのうち、打つ方もあきらめてしまうという
現象も出てきます。
また、怒られても怒られても次の日は何事も
なかったように、にこやかに出勤して来るリ
バウンド力の高い人もいます。
こういう方は普段どういう思考をしているの
でしょうか。
ちょっと興味があります。
問題から逃げるな
私は今まで生きてきた人生の中でいろいろな
問題にぶつかってきました。
なぜ自分だけこんな難しい問題が次から次へ
と起こってくるのだと思っていた時期もあり
ました。
何も問題のない天国のような世界ってないの
だろうか。
まわりに相談すると、ほとんどの人が私と同
じようにレベルは違いますが問題に直面して
います。
これってどういうことなのだろう、人間って
問題を抱えるために生まれてきたのだろうか。
悶々としていた時期に「人生は一冊の問題
集」という言葉を知りました。
そう、人生は一冊の問題集だったとその時気
付きました。
楽をするためにこの世に生まれてきたわけで
はないんだ。
もし天国があるなら何も好き好んで苦しい世
界に生まれることはなかっただろう。
ここに何か意図がるように感じます。
自分というものを鍛えるために今の問題や試
練というのがあるんだ。
そう考えるようになりました。
人生において、最悪なことは死ぬことかもし
れませんが、その前に自分に与えられた問題
をいかに肯定的に受け止め、自分自身を伸ば
す材料とするのかが大事たと思うようになっ
てきたのです。
私たちはえてして、この悩みは絶対解決でき
ない、あるいはこんな難しい仕事をやるくら
いなら逃げ出したいそう思う事があります。
そしてだんだん逃げ癖がついてきます。
「無理だ」「できない」を口癖のように言っ
てしまいます。
でもその口癖が、自分を不幸にしていること
になかなか気が付きません。
問題が起きたとき、与えられたと思うこが大
事です。
「〇〇な問題が起きた」ではなく「○○な問
題が与えられた」
「○○な仕事上の問題が起きた」ではなく
「○○な仕事上の問題が与えられた」
こう考えるとなぜか今までより楽に感じます。
自分を磨くために与えられた問題だと思うと
逃げないで闘うことができるような気がしま
す。
勇気を持つ
人生、生きていると大なり小なり決断を迫ら
れることがあります。
人によっては人生は日々決断の連続だという
方もおられます。
私たちは生まれて今まで決断の連続の上で生
きてきたのです。
いや私は親の勧めで今の会社に就職した、学
校の先生が言うからこの大学に入ったという
けれど最後に決めたのは本人です。
でもささいなことは別として大きな決断をす
るときはやはり怖いものです。
大きな会社で責任のある立場になると勇気を
出して決断しなければならないことが起きて
も先延ばしにしてしまうことが少なくないと
聞いたことがあります。
しかし、しなければいけない決断は必ず来ま
す。
知力を尽くしてもう何も出てこない、そんな
時最後は勇気です。
ここ一番で必要なのはやっぱり勇気です。
自分に自信を持つ
新しい部署に配属されたり、再就職をすると
環境が変わり自信を無くす方もおられるかも
しれません。
そんな時大事なことは自分に自信を持つこと
です。
自分はできるんだと自己暗示をかけるのです。
実際自己暗示には力があると言われています。
繰り返し繰り返し自分に自己暗示をかけるこ
とです。
「自分はやれる」「絶対にできる」そう思い
続けることで本当にできるようになってくる
のです。
しかし大敵は愚痴や言い訳です。
まわりに「できない」「できない」と言って
いると自己暗示にかかり本当にできなくなっ
てしまします。
「私はできる」「できるようになろう」と肯
定的に考えるようにしてください。
習慣の力
毎日毎日「自分はできる」という事を言い続
けると本当にできるようになりますが、それ
は習慣の力にも通じるような気がします。
あなたもご存じのように習慣の力はすごいも
のがあります。
勉強でも体を鍛えることでも習慣にすれば何
でもできるようになります。
初めはおっくうでも習慣にすればあたかも息
をするように普通にできるようになります。
毎日「明るく生きよう」と自分に言い聞かせ
ることを習慣化することができればそのよう
になってきます。
最後までお読みくださってありがとうござい
ました。